聖徳太子の秘密に迫る歴史ロマン。
シニア世代にも気軽に手に取っていただける大人のライトノベルです。
表紙・挿絵は里中満智子。
読みやすさにこだわり、「大人の方々に読んでいただける小説」をコンセプトに、〝大人のライトノベル〟として「シアター小説シリーズ」が誕生! 第一作は、聖徳太子(厩戸皇子)の秘密に迫る歴史ロマン「厩戸皇子」。現在も「存在しなかった」など、いまだ「謎」に包まれた部分の多い聖徳太子(厩戸皇子)をフィクションとして見つめ直し、新たな切り口の物語として展開されます。
17歳の女の子に、ある日突然、祖母から語られる「我が家に伝わる大事な話」。聖徳太子と主人公の家族の繋がりとは――。一子相伝で語り継がれる聖徳太子に関する使命を担う家系としての必然性が祖母の優しい語り口調で紡がれます。
表紙と挿絵は里中満智子が担当。女性漫画家の第一人者が描く、美しい聖徳太子が物語に華を添えます。過去の歴史上の人物達の世界を現実の世界と繋げながら、お茶の間で2時間ドラマを見るような感覚で、気軽に読んでいただきたい作品です。
著者:信田朋嗣
イラスト:里中満智子
[著者について]
◆信田 朋嗣(のぶたともじ):マンガ雑誌・Web・生活情報誌・映画雑誌・ゴルフ雑誌・絵本など幅広いジャンルでの豊富な編集経験を持つ。作品プロデュースを中心にマンガ原作も数多く手掛ける。
現在、時代劇コミックにて『女苦道伝れい 画/叶精作』月刊連載中。他、読み切り連載多数。実務で培った漫画ビジネスの功績から中華人民共和国の大学で博士号(学部顧問)を取得。また林家木久扇師匠にその人柄を認められ、近日中に林家一門に入門予定。
2017年1月よりComico Plusにて週刊連載『猫が僕に教えてくれたコト 画/矢尾なおや』がスタート
◆里中 満智子(さとなかまちこ):1948年1月24日、大阪生まれ。
「ピアの肖像」で第1回講談社新人漫画賞を受賞し16歳でデビュー。
72年「あした輝く」「姫が行く! 」で講談社出版文化賞受賞。
82年「狩人の星座」で講談社漫画賞を受賞。
2006年に全作品及び文化活動に対し日本漫画家協会文部科学大臣賞受賞。
10年 文化庁長官表彰受賞。
13年「マンガ古典文学古事記」で古事記出版大賞太安万侶賞受賞。
14年 外務大臣表彰受賞。50年に渡り、幅広く500タイトル近くの作品を描き発表。
「天上の虹」は2015年に32年かけて完結した。
代表作は他に「アリエスの乙女たち」「あすなろ坂」「愛人たち」「長屋王残照記」「アトンの娘」など多数。
出版社:はちどり(発行)、主婦の友社(発売)
発売日: 2017/12/22
価格:定価880 円(+税)
体裁:A5 判、平とじ、164 ページ
ISBN 978-4-07-430060-0
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