COMIC魂(KON)別冊 叶 精作「女苦道伝 れい」 (主婦の友ヒットシリーズ) 2017年9月13日発売

くノ一・れいは、母であり刺客。黄金の髪の娘を抱きしめて闇を走る! 叶精作と信田朋嗣が描く新たなヒロイン、新たな時代劇漫画! 

くノ一のれいは、黄金色の髪の娘を持つ母親で、その生業は刺客です。停滞した江戸の空気感は現代にも通じ、幼子を抱えて悪と対峙するれいは、まさに現代のヒロインでもあります。れいは、将軍吉宗と明智光秀の子孫・天無和尚と共に、江戸の平和を保つため命を賭け、刃を懐に抱き、夜の町を奔ります。

作画は、憂いのある美女を描かせたら第一人者という叶精作が、くノ一であり母であり、刺客であるれいを、ときには情感たっぷりに、またときには修羅の顔をさせて描き出します。

原作は、女性の美しさ、いじらしさを描くことで、現代を舞台にした漫画原作や小説で活躍していた信田朋嗣。黄金色の髪の娘を産み、守り育てて行くという、いわば弱点を持ったくノ一を、リアルに表現します。

イラストレーターとしても高い評価の叶精作が描いた「れい」のカラーイラストを12点収録しています。巻末には林家木久扇も登場。


原作:信田 朋嗣

画:叶 精作


[著者]

◆信田 朋嗣(のぶたともじ):岐阜県出身。大手出版社の編集部を経て、20代で独立。

漫画原作、小説、絵本などを中心として、紙媒体からWeb媒体までさまざまなニーズに合わせたコンテンツ制作を手がける。

最近の主な原作家としての活動は、『女苦道伝 れい』(『コミック斬』・ガイドワークス)、『猫が僕に教えてくれたコト』(COMICO PLUS)、ほか。また、プロデュース活動としては、『永遠物語』(朝日小学生新聞)、『胸キュンスカッと コミカライズ』、『恋仲コミカライズ』(フジテレビオンデマンド)、『つもりやもり』(NHK出版)など。


◆叶 精作(かのうせいさく):新潟県出身。日本の漫画家の中でも、美女を描いたらトップクラス。コンピュータを駆使したイラストレーターとしての評価・人気も高い。

『実験人形ダミー・オスカー』をはじめとするバイオレンスアクションの作品群で人気だが、近年は時代劇漫画の分野でも活躍。

主な作品は、ゴルフ雑誌で20年以上連載した『新 上ってなンボ!! 太一よ泣くな』(アルバトロス・ビュー)をはじめ、『オークションハウス』(ビジネスジャンプ)、『はんなり半次郎』(コミック乱ツインズ)など。


◆林家 木久扇(はやしやきくおう):1937年、東京生まれ。1956年、漫画家を目指し清水崑氏に師事。その後、三代目・桂三木助に入門。三木助没後、林家正蔵(後の林家彦六)門下へ移り、初代・林家木久蔵になる。

1969年、日本テレビ「笑点」レギュラーとなるが、当時、出演者で二つ目だったのは木久扇(当時は木久蔵)のみだった。

1972年に真打ち昇進。2007年に林家木久扇襲名。

以後、落語家、タレント、文筆家そして画家としても個展を開くなど活躍している。時代に呼応する新鮮な話芸がモットー。

近著は『がんに負けるな! 』(吉野槇一氏と共著・主婦の友社)家族で歌えるCD『空とぶプリンプリン』が日本コロムビアから、また、落語6席を収録した、『林家木久扇 ザ・スーパースター』(2枚組CD)がキントトレコード(発売元:EzOscar)から絶賛発売中。


出版社:はちどり(発行)、主婦の友社(発売)

発売日: 2017/9/13

価格:定価593 円(+税)

体裁:B5 判、中とじ、308 ページ

ISBN 978-4-07-421919-3

はちどり〜本の企画・編集から、COMIC魂・女子ごはんなどの本の出版まで〜

0コメント

  • 1000 / 1000